年子姉妹は、年が近いため、「可愛いな」「微笑ましいな」と思うことも多いですよね。
一方で、「また喧嘩が始まった…」と、喧嘩が絶えないこともあるのではないでしょうか。
私自身、4人の女の子を育てていますが、未就学児の年子姉妹がいます。
育てていて、「可愛い」と思うことも多いですが、その分、喧嘩も多く、「またか…」と頭を悩ませる日もよくありました。
今回は年子姉妹の喧嘩について紹介していきます。
年が近いからこそできる親の関わり方についてもあわせて紹介します。
年子姉妹はなぜ喧嘩が多い?
まずは、年子姉妹の喧嘩が多くなりやすい原因について紹介していきます。
発達が近く同じものを欲しがりやすい
年子は、年齢や発達段階が近いため、同じ物を欲しがりやすい傾向にあります。
また、未就学児でありうまく言葉で伝えられず、喧嘩が多くなってしまうこともあります。
例えば、遊ぶおもちゃも一緒のものが多いのではないでしょうか。
我が家でも、同じおもちゃや絵本の取り合いなどで喧嘩をすることが多いです。

私がこれで遊ぶ



私が遊ぶんだもん
このあと、どちらかが叩いてしまったりして、喧嘩が始まります。



また喧嘩が始まってしまった…
と思ってしまうこともあります。
比較されやすくライバル意識を持ちやすい
年が近いと、何かと比較されやすいことも一つの原因です。
例えば、お着替えやご飯を食べる時間、保育園・幼稚園の準備や話す速さ、トイレトレーニングの進み具合など。
年が離れていると、そんなに気にならないことでも、年子というだけで比較対象にされやすくなります。



お着替え早く終わったね。すごいね。



うん、すごいでしょ。



〇〇ばっかりずるい…
などと、どちらかが「〇〇だけいいな、ずるいな…」と感じてしまうと、ライバル意識を持ちやすくなります。
そうなると、何かあるごとに競争が始まってしまい、喧嘩も増えてしまいやすくなります。
一緒に過ごす時間が長い
朝起きてから保育園・幼稚園に行くまで、帰宅してから寝るまで、年子姉妹は一緒に過ごす時間が長くなりがちです。
我が家でも、最初は仲良く遊んでいたのに、しばらくすると



それ私が使ってた!



貸してくれない!
と喧嘩になっていることが、よくあります。
一緒にいる時間が長い分、楽しく遊べる時間も多いですが、ぶつかる機会も増えやすいと感じています。
「お姉ちゃんだから」が通用しにくい
未就学児の年子は、「お姉ちゃんでしょ。」と言われても、まだ自分も甘えたい気持ちが強く、すんなり受け入れられないこともあります。
「お姉ちゃんだから貸してあげて」
「お姉ちゃんだから我慢して」
と言われ続けると、「どうして私ばっかり」と感じて、不満に思ってしまうこともあります。
年子姉妹の喧嘩を減らすためにしていること
年子姉妹の喧嘩の原因について紹介してきました。
では、喧嘩を減らすためにどうしたらいいのでしょうか。実際に我が家がしていることもあわせて紹介します。
できるだけ比べない
年子は成長段階もあまり変わらないため、つい姉妹間で比較されやすくなります。
それにより、どちらかが不満やライバル心をもってしまうと、喧嘩が起こりやすくなったり、仲が悪くなってしまうことも考えられます。
そのため、「〇〇はできているよ」「〇〇を見習って」「〇〇のようにしないと」など、比べるような発言には注意が必要です。
我が家もつい、「〇〇(妹)はできているから、お姉ちゃんもやってみよう」など、比べて話すことがありました。
そうすると、「妹はいいな」とポツリと呟いたり、妹を叩いてちょっかいをかけていたことがありました。
逆のパターンもありました。
比べることを意識して減らしてからは、以前より「妹ばっかり」と言う場面も少なくなったように感じています。
「お姉ちゃんだから我慢して」を減らす
つい喧嘩が始まると、「お姉ちゃんだから少し我慢して」と言ってしまうこともあるのではないでしょうか。
先ほど紹介しましたが、上の子もまだまだ甘えたい時期です。
つい「お姉ちゃんだから我慢して」と思うこともあるかもしれませんが、言うのをぐっとこらえて、減らすようにしてみましょう。
はじめは、つい言いそうになってしまうこともあるかもしれません。
「お姉ちゃんだから我慢して」と言いそうになったときは、「貸してあげられたね」「嫌だったよね」など、その子自身の行動や気持ちに目を向けるようにしています。
お姉ちゃんとしてではなく、一人の子どもとして気持ちを受け止めることも大切だと感じています。
取り合いになるものはルールを決める
おもちゃなど、取り合いの喧嘩になるものは、先にルールを決めておくのも一つの方法です。
例えば、おもちゃを先に持ったほうが、先に遊ぶなど。
我が家では、先に使っていた子が遊び終わってから交代するようにしています。



次貸してね



終わったらいいよ
と約束しておくと、毎回取り合いになるよりも、子ども自身も「次に使える」と分かりやすくなります。
もちろん、それでも待てずに喧嘩になることはあります。それでも、毎回同じルールにしておくことで、少しずつ分かってくれるようになりました。
一人ずつ関わる時間をつくる
年子は、姉妹同士一緒にいる時間も多いため、なかなか一人ずつの時間をとるのが難しいこともあるかもしれません。
私は、主人に少し子どもを見てもらい、一人だけ連れて買い物に行くことがあります。
もちろん他の子も違う日に買い物に行ったり、何か違うことをすることもあります。
一人だけ一緒に行くことで、子ども自身が特別感を感じやすくなります。
また、お姉ちゃんと一緒に行くときは、



いつもお姉ちゃんしてくれてごめんね。ありがとう。
と感謝を伝えるようにしています。
できるだけ、一人ひとりに「あなたをちゃんとみているよ、大切だよ」と伝わるように声掛けするように意識しています。
それにより、



大丈夫だよー。一緒に来れて嬉しい。
と喜んでくれることもあります。
一人ひとりの時間をとる大切さを感じる瞬間でもあります。
疲れているときは距離をとる
年子姉妹も、幼稚園や保育園に通うと、疲れてしまうこともあるかと思います。
疲れていると、些細なことでも喧嘩に発展する可能性もあります。
そのため、疲れていると感じたときは、それぞれ距離がとれるようにしています。
例えば、少し机をはなして塗り絵やパズルをそれぞれしたり、一人でできる遊びを準備するようにしています。
それぞれ黙々と遊んでいるときは、喧嘩も減り、穏やかに過ごせることが増えました。
喧嘩が起きたときはどうする?
年子姉妹だからといって、喧嘩が起きたときの基本的な対応が大きく変わるわけではありません。
まず安全を確認し、必要に応じて親が介入することが大切です。
兄弟喧嘩で親が介入する目安についてはこちらで詳しく紹介しています。
あわせてこちらもご覧ください。


まとめ
年子姉妹は、年齢が近いからこその可愛さがある一方で、喧嘩が多く悩んでしまう保護者の方もいるかと思います。
つい、年子で比べてしまいがちですが、それぞれの時間をつくり、ちゃんとみていることが伝われば子どもたちも安心して、それぞれにライバル心を抱く可能性が少なくなるかもしれません。
同じ物を欲しがったり、取り合いになったりすることもあります。年齢や発達が近いからこそ起こりやすいことだと考えると、親の気持ちも少しラクになるかもしれません。
喧嘩が多くて、「しんどいな…」と思う日もあるかもしれません。
まずは、手を出さずに気持ちを言葉で伝えられたら十分。そこから少しずつ、喧嘩になる回数が減っていけばいいのだと思います。
年子だからこそぶつかることもありますが、年が近いからこそ一緒に笑ったり、遊んだりできる時間もたくさんあります。
全部の喧嘩をなくそうとせず、「今日は少しうまくいったな」と思える日を少しずつ増やしていけたらいいですね。


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