小学生になると、交流の幅も広がり友達との付き合いも多くなってきます。
友達が増えて親として嬉しい反面、友達トラブルも起こりやすくなってしまいます。
今回は小学生の友達トラブルについてです。親が出来る対応や、親の介入の目安についても紹介していきます。
この記事を読んで、友達トラブルについて理解し、少しでも不安を取り除くヒントになれば嬉しいです。
小学生によくある友達トラブル
まずは、小学生によくある友達トラブルについて紹介していきます。
友達トラブルといってもどんなものがあるのでしょうか。
まずはトラブルの内容について紹介していきます。
けんか
小学生になると集団行動も増えてきて、友達と過ごす時間も長くなってくるかと思います。
友達と一緒に過ごす時間が長くなると、時にはほんの些細なことでもけんかをしてしまうことってありますよね。
我が家も

〇〇ちゃんとけんかした
と言ってくることがあります。
友達と喧嘩し、すぐ仲直りできることもあると思います。
しかし、中々お互い謝れなかったり、時にはけんかがこじれてしまい悩んでしまうこともあるでしょう。
けんかは決して悪いことばかりではありません。
相手の気持ちを考えたり、自分の思いを伝えたりする経験にもつながります。
ただし、長引いてしまう場合は大人の見守りも必要になります。
仲間はずれ、いじめ
小学生中学年頃から、特定の友達と仲良くなったり、仲良しグループの固定化が始まります。
それにより、「〇〇ちゃんとは遊びたくない」「〇〇ちゃんは入れたくない」などの仲間はずれやいじめなどが起こりやすくなります。
一人だと優しい子でも、グループになるとつい気が大きくなってしまい相手に強く言ってしまう子もいます。
友達に仲間外れにされ、傷つくことを言われてしまったことにより、悩んでしまうこともあるでしょう。


SNSなどのトラブル
SNSに関する友達トラブルもあります。
例えば、一人だけLINEのグループに入れてもらえなかったり、掲示板などに悪口を書かれてしまったり。
子どもが友達に許可せず写真を投稿したり、個人情報を載せてしまったりと様々あります。
近年SNSトラブルは増加傾向にあります。
特に小学生のSNSの使用は、子ども自身が携帯マナーに理解できていないところもあります。
親が十分に注意し、SNSの付き合い方や友達との携帯の使い方について、時間をかけ丁寧に説明する必要があるでしょう。
家庭でスマートフォンのルールを決めたり、「困ったことがあったらすぐ相談してね」と普段から話しておくことも大切です。
SNSなどのネットトラブルについては、こちらの記事に詳しく書いています。友達とのトラブル以外でもネットトラブルは起こりうるので合わせてご覧ください。


金銭の貸し借りや物のトラブル
友達と金銭や物の貸し借りなどのトラブルもあります。
お金に関しては、特に大きなトラブルの原因になりやすいので注意が必要です。
我が家でも、子どもが「友達が『あげる』と言ってくれた」と、小物を持ち帰ってきたことがありました。
数か月後になって、「あのときあげたものを返して」と言われ、友達とのトラブルになったことがあります。
幸い大切に保管していたため返すことができましたが、物の受け渡しは思わぬトラブルにつながることもあると感じています。
小さなトラブルでも、お金に関する価値観を学ぶきっかけになります。普段から家庭で「お金や物の貸し借りはしない」という約束を決めておくと安心です。
子どものSOSのサイン
では、もし子どもが友達トラブルに巻き込まれてしまったらどうしたらいいでしょうか。
親にすぐ相談してくれる子もいますが、中々相談できずに一人で悩んでいる子もいるでしょう。
次は、親が気付きたい子どものSOSサインについてです。
私たち親が子どものSOSに気付けるように理解しておきましょう。
ただし、こうした変化は友達トラブル以外の原因でも起こることがあります。
決めつけずに子どもの様子を見ながら、気になることがあればゆっくり話を聞いてみましょう。
学校に行きたがらなくなる
大人でも人間関係に悩んでいるときは、「行きたくないな」と思うことってあるかと思います。
子どもも、同じように「学校に行きたくないな」と学校に行きたがらなくなります。
親としては、つい「早く準備して」「遅刻するよ」と言ってしまいがちですよね。
しかし、普段の子どもの様子と違わないか確認しながら声掛けを行うことが大切です。
小学生が学校に行きたがらないときの対応などはこちらを参考にして下さい。


食欲がなくなる
食欲がなくなってしまったり、食べる量が減ってしまうこともあります。
そんな日が続いたら、SOSのサインかも知れません。
食欲や子どもの様子をみて、SOSのサインはないか確認するといいでしょう。


笑顔や会話が減る
友達トラブルで悩んでしまうことにより、笑顔や会話が減ることもあります。
会話が減ることにより、自分の部屋に籠ることが増えることもあるかと思います。
また、以前は楽しく話していた友達の話を、ぱったりしなくなることもあります。
いつもの表情や会話の内容から元気がないな、何かいつもと違うなと気付けるよう普段から子どもの様子を把握しておきましょう。
子どもの心のSOSのサインについて厚生労働省のホームページに、詳しく書かれています。
もっと詳しく知りたい人は、下記のホームページをご確認下さい。
参考資料:厚生労働省 子供の心のSOSサイン
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/parent/mental/sos/index.html
友達とのトラブルが発生したら?親ができることを紹介
子どもの心のSOSのサインについて紹介してきました。
いざ友達トラブルが発生したらどう対応したらいいの?と悩んでしまうこともあるでしょう。
次は友達トラブルが発生したときの、親にできることを紹介していきます。


話しやすい環境を作る
まずは話しやすい環境を作りましょう。
親に相談やトラブルについて話すことは子どもにとって勇気がいることです。
まずは、話しやすく聞き取りやすい環境を作りましょう。
我が家は4人子どもがいますが、今日この子いつもと違うと思ったら、まずは声をかけます。
子どもが悩みを話せそうなときは、どんなときでも2人の時間を作るようにしています。
2人で違う部屋でゆっくり会話をします。
兄弟がいてなかなか話しづらい子でも違う部屋で話すことで話しやすくなります。
子どもの話を最後までよく聞く
子どもに話を聞いているとつい話を遮って、質問したり、自分の意見を言いたくなるかもしれません。
しかし、子どもの話を遮らず一度最後までよく聞いてみましょう。
子どもは必死に伝えてくるので、文章がまとまっていなかったり、言っていることがよく分からないこともあるかもしれません。
まずは、一度最後まで聞いて、そこから、詳しく聞いていきましょう。
否定したり責めたりしない
ついつい話を聞いていて、「ここはあなたも悪かったんじゃない?」「これはしちゃいけなかったよ」と思うこともあるでしょう。
何気なく言ったその一言が、子どもにとっては「否定された」、「責められた」と感じてしまうかもしれません。
それにより、「もう話したくない」と話すことを中断したり諦めてしまう恐れがあります。
せっかくトラブルについて話してくれそうだったのに話してくれなくなると解決も難しくなります。
話す時は否定したり、責めるようなことは言っていないか確認しながら話しましょう。
子どもの話を聞きながら一緒に子どもの気持ちも整理する
子どもの話をきいていると、感情的に話すこともありますよね。
必死に訴えようとすることで早口になることもあるでしょう。
そういう時は一緒に早口にならず、親はゆっくり落ち着いて話をしましょう。
その中で、「〇〇されて、ここが嫌な気持ちになったんだね」「この時はどんな気持ちだったの?」などと気持ちを共感したり、その時の気持ちを一緒に整理していくと子どもの気持ちに気づけます。
また、子ども自身も気持ちを整理したことにより、客観的に自分自身を見ることができ、「これは私が悪かったかも」と気づくきっかけにもなるでしょう。
親が避けたいNG対応
親の対応について紹介してきましたが、次は親が避けたいNG行動についてです。
子どもの悩みを聞いて一緒に解決してあげたいと思ってしまいますよね。
よかれと思ってしたことであっても、トラブルを悪化させてしまうような、NG行動もあるので、確認しておきましょう。
すぐに相手の親に連絡する
子どもから、話をきいて相手の親に連絡して解決したいと思うこともあるかもしれません。
しかし、自分の子どもの話だけを鵜呑みにして、すぐに相手の親に連絡するのはやめておきましょう。
トラブルの内容や大きさにもよりますが、すぐに相手の親に連絡することでかえってトラブルが悪化する可能性があります。
まずは「相手の親に連絡することで本当に解決するのか」「他の解決策はないのか」を冷静に考えてから行動しましょう。
自分の子の話だけで判断しない
子どもからトラブルの話を聞くと、つい相手が悪いと思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、双方の話をきいてみると、自分の子どもから聞いてた話とちょっと違うこともあるかもしれません。
まずは子どもの話を否定せず、最後まで聞くことが大切です。
そのうえで、学校で起きたトラブルの場合は、必要に応じて担任の先生に相談し、学校での様子や状況を確認してもらいましょう。
子どもの気持ちを受け止めることと、事実関係を確認することは、どちらも大切です。
大人の意見を押し付けない
ついつい子どもの話を聞いていると、「〇〇なんじゃない?」「こうしたほうがいいよ」と言いたくなることもあるでしょう。
しかし大人の意見を押し付けないようにしましょう。
大人は色々経験している分、どうやったら解決できるのか、トラブルが起きないように先回りをする術を知っています。
しかし意見を押し付けることによって子どもは成長の機会を失いかねません。
「こうしたらもっとよくなるのかな」「この時の対応はどうしたらよかったかな」と子どもが自分自身で考えられるように導いてあげましょう。
どこまで親が介入していい?
友達トラブルが起きたとき、親がどこまで関わればいいのか悩みますよね。
我が家でも、子どもの話を聞きながら「見守ったほうがいいのかな」「学校に相談したほうがいいのかな」と迷うことがあります。
親が介入するかどうかは、トラブルの内容や子どもの様子によって変わります。
- 見守りながら話を聞く: 一時的な意見の食い違いやけんかで、子ども自身が落ち着いている場合
- 学校に相談する: トラブルが繰り返される、解決できない、登校を嫌がるなど生活に影響が出ている場合
- すぐに大人が対応する: 暴力や脅迫、いじめが疑われるなど、子どもの安全が脅かされている場合
ただし、無理に子ども同士で解決させる必要はありません。
子どもがつらい思いをしているときは、我慢させず、早めに学校などへ相談することも大切です。
友達同士でどうしても解決しなかった場合
友達同士のけんかはよくあるとお伝えしました。
全てのけんかに介入すると親も大変ですし、子どもの成長の場も奪いかねません。
しばらく静観し、様子を見るのもいいでしょう。
しかし、どうしても解決しなかったり、けんかがこじれて大きくなってしまっている時は、様子を見ながら介入していきましょう。
子ども同士の金銭的な問題
子ども同士の金銭的なトラブルは なかなか解決しないこともあります。
まずは、子どもに友達とお金の貸し借りをしないように説明することが必要です。
それでも金銭的な問題が起きてしまった際は、親が介入し必要に応じて学校や相手の親にも相談してみる必要があります。
いじめや暴力が疑われる場合
いじめや暴力が疑われるときは、子どもだけで解決しようとせず、早めに学校へ相談しましょう。
大きな事件、事故に繋がる恐れもあります。
気づいた時は、すぐに親が介入していきましょう。


友達トラブルの主な相談先について紹介
親がどこまで介入したらいいか紹介しましたが、それでもどうしても解決できないこともあるかと思います。
次は、友達トラブルの主な相談先について紹介していきます。
まずは学校へ相談
学校での友達トラブルでしたら、学校へ相談してみましょう。
学校での子どもの様子や、トラブルの内容を把握しているときもあるかもしれません。
学校に確認し双方の話を聞いてもらうことで、トラブルの全体が見えてきます。
双方の言い分や食い違いなどが分かりトラブル解決へと導けるかもしれません。
担任だけでなく、学年主任や養護教諭、スクールカウンセラーに相談できる学校もあります。一人で悩まず相談できる相手を見つけましょう。
子どものSOSの相談窓口
学校へ相談しても解決しないこともあるかと思います。
文部科学省のホームページに、子どものSOSの相談窓口が記載されています。
これは、子どもも親も相談先を確認することができます。
また、直接話すのは自信がないな、ハードルが高いなという人には、LINEで相談する方法もあります。
友達トラブルについて悩んでいる方はご確認下さい。
参考資料:文部科学省 子供のSOSの相談窓口
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm
まとめ
小学生の友達トラブルについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
子どもが友達トラブルに巻き込まれたらどうしようと心配になりますよね。
また、トラブルが起きてどう対応したらいいんだろうと悩んでしまうこともあるかと思います。
つい、他の人には相談しづらく親も悩んで抱え込んでしまうかもしれません。
子どもの話をよく聞きながら、必要なときは学校や相談窓口も頼り、親子で少しずつ向き合っていきましょう。










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